忍者ブログ
おもにだめなもうそう
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

前髪上げないと本とか読めないんだ。目に入って痛い。

あー、髪切ったり、染めたり、服買ったりしたいですね。

ユンユルが熱い。心変わり。ユリシカが一番だけど、ユンユルだよ。可愛過ぎる。
今日の画像見たけど、旦那が更に男前になってる様だが…どうしてくれるんだよ。なんだよ、あのイケメン。ほんと、髪の毛ドンドン短くなってるし、男なの?
ユリは痩せたみたいだが。私デブは嫌いだけど、締まりのないからだって好きだから、ユリはそんな痩せなくて良いわよ。
はぁ、もうユリ大好きだ。シカ様はなんか最近美人レベルが安定してる。デコ出さなければ。

んなわけで更新。

まぁ、続く続く。マジストックなくなってきた。

     『永遠の前の日』


「今日はありがとう。」
「こちらこそ、おごってもらったし…」

テヨンが頭を下げると
それに合わせてティファニーも頭を下げた

告白をキャンセルした人とキャンセルされた人が
こうして二人きりでいるのは何か滑稽だ
と、ティファニーは思った

“もうちょっと知ってもらいたいことがあるって気付いた”
そう付け加えた告白のキャンセル
それはティファニーがOKすると言う自信があるからなのか
単にそう思っただけなのか分からなかった

「だって、僕が誘ったんだもん当たり前でしょ?」
「友達なのに?」
「うん。そういうものでしょ。」

手に持ったアイスをぺろりと舐めると
ウインクをして、そして、笑った
それを見て彼女が笑ってくれるのがたまらなく嬉しかった

純粋に二人でいられる時間が嬉しかった
初めて見る彼女の仕種、表情
新鮮で、可愛いと思えて、そして、ドキドキした

「ジェシー、ちゃんと帰ったかなぁ?」
「ふぇー?」
「て言うか、ユリくんって彼女いる?」
「今はいないと思うよ。」

ティファニーの問いかけに首を傾げる
ユリのことを、気になっているのかと不安になるが
ジェシカのことを気にしているんだろうと思うことにした

「多分、ジェシカ気に入ったみたいだから」
「ユリのこと?」
「うん。試合見て、ユリくんのことだけ覚えたみたいだから。」

今日の決勝打はユリが放ったあのヒットだった
確かに印象に残るものだったし、
試合中のあいつは格好良く見えるから
惚れてしまう気持ちは分からなくもない
と、テヨンは頷いた

「それが何か心配なの?」
「心配、って言うか…」
「うん。」
「結局遊びで終わらせるのかなって。」

友達のことだから悪くは言えないけど
と、ティファニーは付け加えた
何も言えないけれど、少し悲しそうな顔をしている彼女を
テヨンは静かに見つめると、
大丈夫だよと言う風に頭を撫でてあげた

「それなら、ユリだってそういうヤツだよ。」
「えっ?」
「好きって言われたら断れなくて、思ってたのと違うって振られるの。」
「うん。」
「傷付かないってわけじゃないけど、受け止めてあげるんじゃないかな。」

友達のことだから悪く言ってるわけじゃないよ
と、テヨンも付け加えた
それに目を細めて、ゆっくりとティファニーは笑った
それは凄く魅力的で、テヨンは顔を赤らめたけど
バレない様に視線を逸らした

「もう遅いし、帰ろうか。」
「うん。」
「今度は、二人だけでどこか遊びに行こう。」
「うん。」

彼女の手を引き、テヨンはゆっくり立ち上がる
今日1日でいろんなことがあった
と、嬉しい気持ちで溜息を吐く
隣の彼女も同時にふーっと溜息を吐くのを見て
テヨンはクククと小さく笑った


つづく。

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[80]  [79]  [78]  [77]  [76]  [75]  [74]  [73
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
プロフィール
HN:
gen
性別:
非公開
バーコード
P R
アクセス解析
Admin / Write
忍者ブログ [PR]